【zorazora流】ブログがニュースアプリに採用される方法
こんばんは。zorazoraです。
前回の記事はあれだけ『Smart News』さんに掲載されない自信があると言いつつ、やっぱり採用されてしまいました。いえ、ありがたいんですけどね(^_^;) 「押すなよ!押すなよ!」と熱湯風呂の縁にしがみついてる上島竜兵さんっぽいフリで、人為的に選ばれているのかと思ったら、どうも違いました。
私にはブログをチェックしてくれるアドバイザーがいるんですが、そのアドバイザーがスマートニュースに掲載される方法を記したブログを見つけてくれたので、ご存じかも知れませんが下記にご紹介させていただきます。
○スマートニュースに掲載される方法を(わりと本気で)調査した件。
http://ebloger.net/smart-news/
この記事が正しいとすると、どうも人為的に選ばれているわけではなく、『Smart News』独自のアルゴリズムに引っ掛かる必要がありそうですね。そこで、これまで2か月半で4、5回『Smart News』さんに掲載していただいた(あまりアクセスを詳しく分析していないのですが、どうも『Gunosy』砲も食らっている模様)ので、せっかくだからそういったアプリに引っ掛かるために心がけていることというか、結果的に掲載していただくために自然と行っていることを、そのまんまお伝えしようと思います。
その前に、いつも斜め上からコメントをくださっている方がおりまして、「編集者なの?」という、資質を問われるご質問をいただいたのでその件についてちょっと触れたいと思います。了承を得ていないのでIDは記載しませんが、コメントをいただいた方のブログを拝見させていただいて、これは私の遥か上を行く、というかもはや、
プロの作家さんなのではΣ(・ω・ノ)ノ
というほどの方だったのです。プロの方がこんなところで油売ってちゃまずいでしょ、これはおふざけブログなんだから、執筆に勤しまれては(^_^;) とも思いましたが、やはり趣味なのでしょうね。はてなーの方の中から芥川賞作家や直木賞作家が出る日も近いのかなー、もしかして既にいるのかなー。なんて思いながらも、その方のブログはちょっとzorazoraとは比べものにならないほど格調が高いので、時々覗いて勉強させてもらうことにしました。
それで、私の身の上なんですが、実はzorazora、この業界はあまり長くないのです。簡単に経歴を記しますが、大学で経済学を学んでいた私は、一度丸の内の会社で社会人経験を6年近く積みました。その会社はとても安定していて、「組織にしがみついていれば一生安泰」と言われるぐらい居心地のいい会社でした。でも、元々「安定していていいね」などと言われる会社でぬくぬくとできるほど落ち着きのある人間では無かったのです(+_+)
それに、私には元々文学部に進みたいという思いがあったのですが、文学一本で食っていけるほど世の中甘くないだろうと思い、仕方なく経済学部を選んだのです。今は後悔していませんが、これがかえってこの道に進むのに遠回りになったのは間違いありませんね。ある日、突然全てを捨てて勉強し直したくなったのです。そこで人生をいったんリセットしました。そのあととある地方の国立大学の大学院に進んだのですが、それまでに積み上げたてきたものは本当に全てを失いましたね。婚約までした恋人から、お金から、社会的地位から何から何まで。
好きで選んだ道なのでまったく後悔はしていませんけどね。大学院を出た後はフリーターをしてみたり物を書いてみたり、挙句の果てには引きこもりになったりと、まあいろんな経験をしたのですが、いよいよ二進も三進もいかななくなったところで、一念発起をして就職活動をして拾われたのが今の会社で2年半前です。師匠には「10年で1人前にしてやる」と言われたので、現在半人前、いや、正確には4分の1人前といったところでしょうか…ですが10年師匠の言われたことだけを続けているのも自主性がないと思い、始めたのがこのブログなのです。
あー、全部言っちゃったよ。どうか関係者が見ていませんように(笑)
こんなところでいいですかね。なので、私は1人前の編集者と呼ぶには程遠い存在です。ただこうしてブログをはじめていろいろな方に見ていただけるし、コメントもいただけるようになったので、これがさらに進化(大してしないでしょうけど(+_+))し勉強させていただいたり、少しでも価値のあるものにしたいなと勝手に思っているサイトでございます。
前置きが長くなりすみません。そろそろ本題に入ります。『Smart News』さんや『Gunosy』さんに複数回採用していただけているのは、少なくとも今現在はzorazora流の手法が評価されていると考えています。私のブログ執筆の手順を簡単に説明していきます。
1.キャッチーなタイトルと結論を考える
まあ、これはセオリー通りだと思います。ただし、私のテーマの選び方というのは他の方とは発想が少し異なるかも知れません。「常識を疑え」ということです。例えば、評判は良かったのに視聴率が芳しくなかったテレビドラマがあるとします。個人的にも楽しめた。
かと思えば、一方で、視聴率は良かったのに個人的には楽しめなかったし、評判も芳しくなかったドラマがあるとします。この時に私の頭の中に浮かぶテーマは、
「無料のテレビ放送にクレームをつける必要があるのか?」
というものです。反語なので、結論はもちろん「必要がない」という方向に持っていきたいのです。反論はさまざまなものがあると思うのです。例えば、
・プロとしてギャランティをもらっている以上無料放送でも視聴者を満足させるべき
・今後のテレビドラマのクオリティを改善してもらうためにあえて苦言を呈す
・楽しみにしていたのにつまらなかったのだから時間を返して欲しい
・ドラマの原作者に対する冒涜ともとれる駄作は作らないで欲しい
・ドラマのキャストが生理的に受けつけない
などなどです。もっともなご意見だと思います。事実そのドラマに対して批判が出ていて、これに対抗するわけですから非常に難しいのですが、私なら次のようなタイトルをつけます。
2.「○○(ドラマのタイトル)」にクレームつける必要あるの?
時間がないので適当につけてしまいましたが、経験上この「タイトルのつけ方」が一番重要になるので気をつけてください。一番読者を惹きつけやすく、かつ一番読者がカチンもしくはピンとくる部分です。
しかも、一般的に言われているように30文字前後に収めなければなりません。なぜならニュースサイトに掲載された時にタイトルが切れる可能性があるからです。極端な例で言えば『無料の民放放送にイチャモンつける輩に物申す』でもいいぐらいなのですが、炎上必至です(^_^;)
私個人の意見としては、賛否両論で賛成と反対がちょうど5:5になるのが理想です。しかし、感情的になる可能性が高いので、反対者の声の方が大きくなるのは必然だと思います。この方々をどう吸収していくかというのが、私が一番腕を問われる部分だと思います。
3.理論的に正しい結論に導く
こちらとしては、明らかに感情的に食ってかかってくるはてなーの方々をいかに理論的に納得させ、反感を覚えながらも「そういう考え方があるのか」と思っていただくかということが重要なのです。なので、理論的に瑕疵があることはあまり許されないのです。例えば、以前私が書いたこのブログ。
実はわけあって今住んでいる自宅のコンロが使えないために自炊のしようがないので思いついたテーマなのです(^_^;) 自炊は比較的近い実家に帰って家族に振る舞うようにしました。コメントで、「人件費という言葉の使い方がおかしいだけでお金で時間を買うという意味では真っ当な意見」のようなご意見もいただきましたが、タイトルは暴論そのものです(笑)。「お金で時間を買う」にしたって「そういうさもしい精神だからお前みたいなつまらないブログを書く輩が出て来るんだ」という批判が出ることは免れません。
4.それでも書くことに意義がある
テレビドラマの件でも少し触れましたし、これはあくまで持論なのですが、「読んで(観て)損をした」ブログやドラマというのは、本来読者・視聴者側で取捨選択の判断がなされなければならないと考えます。買った本がつまらなかったからといって本屋さんにクレームをつけられても、書店員は困るだけだと思います。書店のラインナップの改善につながるかも知れませんが、ブログもドラマも有象無象です。
あらゆる批判を想定して、それでも相手に不快な印象を与えたら素直に謝る。しかし、そこに新たな知見をひとつでも見出していただけたら、そして根拠をもって賛成なり反対なりしていただくと非常にありがたいのです(はてぶ乞食なので、もちろんコメントなしの「はてぶ」も十分ありがたいのですが笑)。
ですから、私はわざわざブログを斜め読みできるように「伝えたい部分」だけ赤字で示しておりますし、一円にもならないブログにわざわざお金をかけて広告を排除してまで視認性を良く(まだまだ改善の余地があると思いますが)したり、目次を作ってかいつまんで読めるようにしているのです。侃々諤々の議論が巻き起こることが、私にとって一番勉強になり、価値があると考えているのです。
5.結論
実は私自身はてなブックマークを付ける時にコメントはそれほどしないのですが(爆)、それはまだまだ勉強段階だから、うまいこと感想が言えないのです。本当に必要かな?と思った時だけコメントをするようにしています。
無料のテレビしかりブログしかり、コアなファンを味方につけることも大事でしょうし、反対に多くのお叱りを受けることも私は勉強だと思っています。あまりに多いと気が滅入るので全てをのみこんでしまわぬように気をつけてはいるのですが。
賛同意見であれ、呪詛のような言葉を吐き捨てていくような方であれ、そう言わしめる背景というものがあるわけですよね。そしてそれは自分の文章に端を発するものに他ならないと考えています。時間がないために乱文で申し訳ありませんが、こういうギリギリのところのスタンスでブログを書き続けていこうと考えています。このプライベート丸出しの記事こそ『Smart News』さんに取り上げられない事を祈ります(笑)。
では。
※このブログを参考にしたことによる一切の責任は負いかねます