とある編集者の晒しな日記

コンクリートジャングル東京の編集プロダクションに勤めるライターの実験室

【はてなブックマークが強烈過ぎて冷静に考えた】ブログの技巧

こんばんは!zorazoraです。 はてなブックマークの威力が強力過ぎて、ちょっと冷静になって考えてみることにしました。メリットばかりじゃないだろうと(笑)。

 

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※写真と記事は一切関係がありません

 

いえ、すごいと言ったって、人気エントリーのトップに来るような方に比べたら、そう大したことはないんです。はてブが3ケタに達したわけでもないし… でもこれがあるのと無いとのでは全く違います!はてなブックマーク3つ程度で新着エントリーに掲載され、10個を超えたあたりで人気エントリーに載り、はてブが20個を超えたぐらいでSmartNewsからの流入があって、幾何級数(きかきゅうすう)的にアクセス数が伸びていって…

 

っていってもSmartNewsを見てもどこにも掲載されてないんですけどね!(爆) iosのアプリから流れてきてるんですかね…ちょっとわかりません。はてなブックマークとホットエントリー入りの関係性もよくわからないですし。

 

しかーし!はてなブログにもデメリットはあります!!今思いついただけでも以下の通り。

はてなブログで考えられるデメリット>

・いつブログがホットエントリー入りするかわからないから気が気でない

・滝のように流れる新着ブログを見ているとキリがない

・読者さんがいるからついつい頼ってしまう

・実力以上の評価をされている気がする

・居心地が良すぎる

…などなどです。上記の理由から、若干はてなブログ依存症気味になっています(苦笑

 

実は私の師匠はWordPressを使っていて、最初は勉強がてら同じWordPressでHPを開設しようと考えていたんですよね。多少お金を掛けてもいいからデザイナーさんに頼んだりして。でも、WordPressだとはてなブログのように同時期に始めた方を応援したり、新着エントリーにあがったブログをはてなブックマークで濫読したりいいね!したりするってことってなかなかできないんですよね。WordPressで始めてたらアクセス数を稼げずに、今頃どぶにお金を捨てるように辞めてたでしょうし。

 

ということで、ブログ初心者の方だったら断然はてなブログがオススメ!

 

と結論づけてはみたものの、やっぱりはてなブログに頼りすぎてもいけないと思うので、今日はそんなはてなブログさんに溺れてしまわないように自分なりのブログの技巧というものについて考えてみたいと思います。つまりどんな媒体であろうと普遍的に価値のある記事を書くにはどうしたらいいかということについての考察です。

 

1.逆説・極論ブログ

 一般的に正解とされているような通説があるテーマだと、同じ論調だと差別化が図れないと思うんです。例えば、以前究極のミニマリストについて書きましたけど、これは極論ブログです。

 

www.zorazora.site

 

ここまで振り切ると逆に個性になるというか(笑)。それに、逆説ブログも面白そうですよね。ミニマリストの逆でマキシマミストのブログとか。ゴミ屋敷になっていく過程をドキュメント化するブログとか斬新です!(爆)

 

いずれにしても、逆転の発想というか、常識にとらわれない発想は常に持ち合わせていたいと思っています。

 

2.斜め下から目線ブログ

 これ、斜め「下」ってところが大事だと思うんです。例えば失態を演じた芸能人をこき下ろす記事って痛快かも知れないけど、せめてその相手が見たらどう思うかぐらいの思いやりって必要だと思うんですよね。例えば高知東生さんって覚せい剤取締法違反で逮捕されましたけど、本人の気持ちなんて親友でもなければわからないですよね?

 

綺麗な女優を奥さんに持ちながら一方では別の元レースクイーンと現を抜かして覚せい剤を使っていたとはけしからん!などと僻んでみても何も始まらないわけです。そもそも元々奥さんの方が女優として売れっ子で、それを支えるためだけに存在するような役割の夫としての立場はどうなのか。って考えると、今回の一件で高島礼子さんはますます女を上げ、逆に地の底に堕ちた高知さんに輪をかけて鞭打つなんてことはそうそうできないのです。

 

「人を批判したいような気持が起きた場合にはだな」と、父は言うのである「この世の中の人がみんなおまえと同じように恵まれているわけではないということを、ちょっと思いだしてみるのだ」

 

そう、こういう時はスコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』(新潮文庫)の冒頭に出てくるあのセリフを思い出しますよね。今や高知さんは私よりも不幸だと言っても過言ではない!(爆)

 

話が遡りますが、例えば元モー娘。矢口真里さんだって不倫騒動で相当叩かれましたよね。彼女もそれに等しいくらいの社会的制裁を受けていると思うのです。あれがご近所の奥様だったら「お隣の奥さん不倫してお家を追い出されたらしいわよー!いやねー!!」ぐらいの噂で実家に出戻って済むところが、矢口さんの場合は日本中から非難ごうごうの嵐なわけです。

 

恋をした~寝坊した~修羅場見られたんだふ・り・ん (σ・Д・)σ ゲッツ!!

 

などと『恋愛レボリューション21』を茶化して遊ぶくらいがせいぜいです(笑)。まあ、あそこまで売れっ子になると圧し掛かるストレスも予想がつかないレベルだと思うので、不倫は許されないにしても性獣になっても仕方ないくらいアイドルとして芸能界で貢献したんだろうなーってことは容易に想像はつきます。要は、対象を叩くにしても、その前に一度相手の身になって考えてから叩くってことですよね。この視点は大事にしたいと思います。

 

3.自虐ブログ

これも割とウケますよねー。例えば私はスマホゲームで失敗してウン十万というレベルのお金をムダにしましたが、それを下記のようにブログでネタにしてやろう!って思った時点で吹っ切れてます。

 

www.zorazora.site

 

そしてスマホゲームはこれが最初で最後だと思います(苦笑 自虐ネタってあまり人を傷つけることがないから便利なんですよねー。むしろ好感度が上がったり!(笑)。大失敗して「これをネタにしてやろう!」って思ったら勝ちだと思いますよ!!(爆)

 

4.なりきりブログ 

相手の身になって考えるという発想でいくと、なりきりブログなんかも面白そうです。パスティーシュってご存知ですか?

 

パスティーシュ:他の作家の作品から借用されたイメージやモティーフ等を使って作り上げられた作品(『百科事典マイペディア』,日立ソリューションズ)

 

のことです。勘違いして欲しくないのは、決してパクリではないという点です(笑)。要はブログなら一工夫、二工夫するだけでオリジナリティのある普遍的な記事にすることができるということが言いたいのです。

 

例えば私は村上春樹さんの作品は『ノルウェイの森』(講談社文庫)ぐらいしか読んだことが無いのですが、この作品を読んだだけでなんとなく彼らしい文体を真似ることはできます。最後は村上春樹さんになりきってブログをしめましょうか。

 

「僕はキャンバスの上に虹を描くように、彼女の丘の上で滑らかに筆を滑らせていった。彼女はまるで初夏の訪れを告げる雲雀(ひばり)のように、いじらしく嘶(いなな)いていた。僕がその小さな鳥を逃すまいと筆の勢いをあららげたからだろうか、雲雀は丘陵の草原の茂みをかき分け入るようにして出て来たかと思うと、身震いをしながら飛び立っていった。

 

やれやれ、僕は写生(射精)した。」

 

 以上。