とある編集者の晒しな日記

コンクリートジャングル東京の編集プロダクションに勤めるライターの実験室

【なるほどなっとく!】初デートにディズニーランドを選ぶと失敗するワケ

どうも!zorazoraです。 普段はガチガチの堅い仕事をしている編集者だから、顔文字を多用するのは邪道だと思い控えてみたんですけど、やっぱり落ち着くんで使いますよ( ・᷄д・᷅ )

 

もうね、このブログにおいて常識とか割とどうでもいいんですよ( ・᷄д・᷅ )

 

常識は打ち破ってナンボだから( ・᷄д・᷅ )

 

赤の他人の話なので、このことも本来ならあまりしたくないんですけどね、 今日は話しちゃいますよ。思いっきりo┤`・ェ・´├o

 

だって、ダイエットで朝・昼ほとんど抜いた後の定食屋さんでの出来事なんですよ。 孤独のグルメ井之頭五郎さん並みに五感が冴えわたってる中で、隣のカップルが初デートの場所決めをしてたんですよ。嫌でも耳に入ってくるでしょ。

 

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※写真はイメージです

 

いいですか、こういう定食を出すお店で、お客さんが黙々とごはんを食べてるなか、横並びのカップル座りの男女が大声で話してたんですよ。「自慢したいから聞いて!」っていうのと同じでしょσ(´・д・`)

 

そりゃあしっかり聞かせていただきましたよ( ・᷄д・᷅ ) きちんとブログでも報告させていただきます!(爆)

 

年の頃は二十歳くらいの女子大生と二十代半ばくらいの社会人といったこの二人、女子大生は敬語でどこか初々しい。それに女性の方がハツラツとした感じで声もデカい。社会人の男性は見た目は普通、というかイケてる方だと思う…ってかイケてると自覚している節がありましたねσ(´・д・`) 女子大生は某マンモス大学の学生らしい。男性は「N大なんだ、ふっ(笑)」みたいな不敵な笑みを浮かべるタイプ。

 

彼女「わたしレポート書かなきゃいけないんですよ!大変!!」彼「レポートか、ふっ(笑)」みたいにいちいち鼻で笑う感じのレスポンスがいささか気になる。彼女「あの時の〇〇君はどこ大学なんですか?」って質問に、彼「読み方がわからないんだけど、最初に漢字で『早』いって書いて」…手のひらでメモる彼女。「『稲』って書いてたんぼの『田』」

 

もったいぶらずに早稲田なら早稲田って素直に言えや( ・᷄д・᷅ )

 

彼女「早稲田かあ、〇〇君のこと尊敬してるんですか?」彼「尊敬っていうか、アイツは俺と同じくらいデキるヤツだと思うよ。『お近づきになれて光栄です!』って言ってたし」

 

まあ、本人も早稲田以上の偏差値の大学なんでしょうね。じゃなきゃ早稲田の読み方が分からないとか回りくどい表現は使わないはず。でも、学歴をひけらかすような人ってプライドも高い人が多いんで、どうしても自分よりも偏差値の低い学歴の人っていうだけで嘲弄する傾向があるような気がします。この人もまさにこれσ(´・д・`)

 

ただ、話を聞いてて思ったけど、学歴はともかくどうも頭の回転は彼女の方が速そう。zorazoraは5分も話してれば、相手の地頭の良さっていうのはわかるほうだと思う。自分の地頭が良くないだけに(笑)。学歴をもったいぶった段階ぐらいから彼女のCPUがフル回転し始めたような気がした。

 

彼女「あ~、あたしの友達みんな現役で東大いっちゃったからよくわかんないんですよね~」彼「えっ?あぁ…」ぐらいの会話から雲行きが怪しくなり始めましたよ( ・᷄д・᷅ ) 恐らく彼女の高校は超のつく進学校だったんでしょうね。

 

彼女「あたし、数学がとてつもなくできないコって思われたみたいで、加法定理を使うテストでその定理すら覚えてないから3点取っちゃったんですよね~(笑)。だからあたし、テスト用紙の上の方に書きましたよね。『加法定理を覚えよう!』って」

 

「それは採点した時に教師が書くアドバイスじゃね?」みたいな当意即妙な受け答えができれば返しとしては最高なんだろうけど、この彼はそういうタイプの男性ではなかった。彼「でも、そんな高校じゃテストも難しいんじゃないの?」彼女「いや~全然ダメなんですよ~昔から数学は苦手で。だから大学に入って少し勉強して97点取っちゃいました!こんないい点取ったの小学生以来(笑)」

 

彼「サイン、コサイン、タンジェントすらよく覚えてないな~」彼女「3点取ってからちょっと覚えましたよ。人の性格だと思えばいいんですよ。サインはヘソ曲り、コサインは素直、タンジェントは感情の起伏が激しい(笑)」とかなんとか…このあたりから彼女の天才的な独創力が働きはじめた。同時に彼の口調がモゴモゴし始めてわかりにくくなった。

 

彼女「話が脱線しちゃいましたね!で、明日どこに何時に行けばいいですか?」彼「うーん…45分の電車でいいんじゃない?」彼女「45分じゃ間に合わなくないですか?」彼「いや、東京からの電車だから」彼女「なんで東京からなんですか(笑)」彼「い、いや、東京より東にあるからさ」とまったく噛みあわない会話が続く。zorazoraは盗み聞きがしたいんじゃなくてごはんを食べたいだけだからとっとと出してもらって帰りたい。でも会話はひっきりなしに耳に入ってくる。

 

彼「いや、実は土日休みだからさ、いろいろ立ち寄ってもいいんじゃないかと思って」彼女「車で行くってことですか?家族としか車で移動したことないから時間が分かんないな~」立ち寄るって言ったってディズニーリゾートじゃ行くだけでもかなり時間が掛かります。TDLに行く前にラブホでしっぽり(はーと な~んてことでも考えているのだろうか。そもそもTDLに行くってこと自体確定して無いっぽかった。

 

彼「ちょっと研究したんだけどさ、バズ(・ライトイヤー)のやつ良いらしいじゃん」彼女「研究したんですか?(笑)」彼「いや、け、研究じゃなくて単にググっただけなんどさ…」彼女「なんだぁ、論文でも書いたのかと思っちゃいましたよ(爆笑)」。この辺からは完全にボロが出始めてる感じ(((;゚Д゚))))))) 初デートに行く場所を「研究した」というのは明らかな失言(笑)。

 

そこは22時過ぎて、仮に相手が未成年でも遅くまでやってるカフェとかバーとかバルとかファミレスの個室に近いような店を選ぶのが無難だと思ワレ。実際彼女は地元のお店事情には詳しかった。お姉ちゃんがいていろんなお店を回ってるみたいで、「どこどこのラーメン屋さんのあのメニューは食べたんですけど意外にいけますよ。他のは手つけてないからなー。今度挑戦したいんだけど」と、とにかく情報量が多い。一方男性の方は「最近地元の良さに気づいたんだよね~」とか。

 

そもそも初デートの場所を決めるための検討をするのに大衆食堂なんか選んだ時点でちょっと失敗だったと思う。丸聞こえなんだものσ(´・д・`) 

 

彼「TDSも考えたんだけどさ~、友達に聞いたらつまんないっていうからさ」彼女「あたしもちょっと研究したんですけどね(笑)、そもそもディズニーシーって狭いんですよ。アトラクションの数は同じくらいなんですけど、行きたいところが限られるっていうか」彼「ふ~ん。TDLの何がいいの?」彼女「あたしもよくわかんないんです。けど、バズのやつもいいんですし、プーさんのハニー・ハントとか、ミッキーの、「ミッキーの家」とかフィルハーマジック(このあたりの知識は無いのでテキトーです)とかがいいらしいですよ」って、

 

完全に彼女に研究し尽くされてるじゃない( ・᷄д・᷅ )

 

彼の「研究」という名のにわか仕込みの知識では到底彼女にはかなわないはず。そう、初デートでディズニーランドに行って別れるというジンクスは、男性が主導すると女性の知識の方が遥かに優ってるから完全ドアウェイになる可能性が高く、

 

プランを彼女任せにしない限り満足させてあげられないからだと思いますよ( ・᷄д・᷅ )

 

まぁ、もう彼はシドロモドロですよねσ(´・д・`) 彼女「で、何時に集まればいいんですか?」彼「い、いや…30分後にLINEでメッセージ送るよ」

 

隣にいるんだから今すぐ決めろや~o┤`・ェ・´├o

 

彼女「なんで30分後なんですか!?(笑)」彼「だ、だって、ほ、ほら、○○君に返信しないといけないじゃん。せ、せっかく僕のこと尊敬してくれてるんだし」彼女「そんなに時間掛かるんですか?」彼「い、いや、今返信しようと思ってた内容忘れちゃったから考え直さないと」彼女「えっ!?」彼「えっ!?あーいや、明日は○時にどこどこでいいかな」彼女「そんな時間じゃ混雑しちゃってアトラクションに乗れませんよ!少しでも早くいかないと。せめて早めにいってファストパスもらわないと行きたいところ全部回れません」彼「い、いや、だから途中で行きたい場所が見つかるかも知れないし、寄り道するかも知れないじゃん」

 

もはや彼にとってディズニーランドなどどうでもよく、「いかに出発を遅らせて彼女をホテルに連れ込むか」みたいなことを画策し始めたのかも知れませんね( ・᷄д・᷅ )

 

ディズニーランドに行きたい女性は多いんだろうけど、男性が初デートでディズニーランドを選んで成功するには、ディズニーリゾートに縁もゆかりも無い女性にした方がいいかもo┤`・ェ・´├o

 

まぁ、なんとか彼の目論見がうまくいくといいんですけどね(白目


zorazoraはこの後、ごはんが出てきたので居たたまれない気持ちになりさっさと食べて逃げ出しましたε”ε”ε”ε”(ノ´・д・)ノ


※聞き取れる範囲の記憶で書きましたが、必ずしも事実を忠実に再現したものではありません