【一日一食「贅沢」ダイエット】タブーを犯しました
ダイエット法を検証するブログとしてはかなり致命的なことをしてしまいました。 もったいぶる性格ではないので結論から言うと「運動」をしてしまったこと。
10キロ走っちゃいました…純粋に一日一食ダイエットの効果が測れないから、これまで運動はずっと控えてきたんです。でも、そろそろ運動を解禁してもいいだろうと。
実は、体重を12.5キロ落としたこの時点で気持ちはだいぶ切れてました。ただ痩せることだけに意味はないだろうと。健康的な肉体を作り上げてこそ最終的なゴールだろうということです。
軽い筋トレはしていたんですが、やはり食餌制限だけでは健康的な肉体を作るには限界があると前々から思っていたのです…
1.確信犯です
そう、これは自ら仕組んで行った意図的な行動なのです。ダイエットの効果は十分検証できたと思うので、来年を待たずに今年から健康的な肉体づくりへ向けての第一歩を踏み出しました。あんまりガリガリなのも頼りないっしょ!いいのいいの、一日一食生活は続けていくから、その分食べればいいってだけ。今は筋トレとジョギングで体中筋肉痛ですが…
ちなみに、ここで使った確信犯は正しい意味で使いましたよ。
①確信犯:政治的・思想的・宗教的な信念に基づいてなされる犯罪。また、その人。自らの行為を正しいと確信してなされる思想犯・政治犯・国事犯など。
そう、正しいと確信して行った犯罪のこと。犯罪ではないですけどね。でも、手元の辞書ではもうひとつ解釈があって、
②悪いこととわかっていながら、わざと行う発言や行為。また、それを行う人。
さらにこの二つ目の解釈には注釈がついていて、
①と同様、その背後には最終的に自らが正しいという確信がある。
と書かれています(明鏡国語辞典第二版,大修館書店・以下言葉の意味は同辞典)。つまり確信犯は正しいと信じて行った行為でなければいけないということですね~。この「確信犯」って言葉の本来の意味をよく忘れるんですよね。明らかに正しくないと分かって行った犯罪に対しても「それ確信犯だろ!」って言いそうになって、(「確信犯」ってホントの意味はなんだっけ?)って思い出してるうちに結局この言葉が出てこなくなるっていう…
2.正しい言葉の使い方とはなんだろう
私が言うのもなんですけど、言葉って意味が正しく通じればいいと思うんですよね。正しくといっても、180度間違った使い方をしない限りはニュアンスが伝わる程度で。
言葉の真の意味をただすとキリが無いんですよ。例えば不倫をした芸能人がいて、不倫相手の方は独身だったとしますよね?相手が既婚者だと知らなかったならまだしも、知ってて不倫に走ったのだとしたら「確信犯的不倫」はおかしいということになります。
つまり、明らかに悪いと知りつつ不倫をしたのであれば「確信犯」には当たらないということです。
3.「正しい」の定義が人それぞれ
不倫が良くないことは私にもわかります。それからこの記事が本題から思いっきり逸れていることもわかります(笑)。
だけど、「正しい」という言葉の概念そのものが人それぞれ異なるんだから、その不倫が本当に正しくなかったかどうかというのは本人たちにしかわからない。仮に法を犯せば罰せられるのは明らかですけど、思想信条に照らして正しいと信じて行われる犯罪だってあるかもしれない。ましてや不倫は法律違反ではない。
「正しい」か「正しくない」かっていうのは当事者間で決めればいんじゃないかって思うんですよ。従って「正しい犯罪」か「正しくない犯罪」かというのも本人しかわからない。いや、ぶっちゃけ、というか明らかに極論ですけど(苦笑)。
4.確信犯以外にもいろいろある「誤用」だと思っていた言葉
挙げ出したらキリがないんですけど、昔なら使い方に関して(ん?)って思ったような言葉が、今では「誤用」の方が市民権を得て正しい使われ方になったなんて言葉はたくさんありますよね。例えば、
・失笑する:(笑ってはならないような場面で)おかしさに堪えきれず、ふきだして笑うこと。
「笑いを失ってる」んだからふきだしはしねーだろ!みたいなね。第一「ふきだす」ってさあ、このブログ見ながらコーヒー飲んでたら画面に思わずコーヒーをふきだして破壊したみたいなおおげさなリアクションじゃなきゃダメなの?(笑) まあ苦笑と何が違うのかよくわかんないですよね。あとは、
・敷居が高い:不義理や面目のないことをしているので、その家に行きにくい。
とか。この意味で使う機会滅多にねーよ!ってこと(笑)。この意味で使いたいなら「あの店(家)出禁だからさあ」でいいじゃんって話ですよね(爆)。今現在は「ハードルが高い」って解釈が人口に膾炙してこちらの意味が定着してますよね。中には違うっていう人がいるかも知れないけど伝わればいいんですよ。あと意外なのが、
・超〇〇
これ予備校時代の国語の教師が「超っていうのは否定を意味する接頭語だから〇〇を強調する言葉ではない」って強く主張してて、こっちに引っ張られて生きてきたんで「超ヤバい」とか聞くと無駄に反応しちゃうんですよ~。
第一「ヤバい」って良い意味で使ってんの?悪い意味で使ってんの?ってところから始まって、「超ヤバい」ってヤバいを否定してるんだからヤバくないってこと??普通ってことじゃん!!みたいな。
今流に解釈すればとても美味しいも「超ヤバい」ですよね。そもそも予備校教師の教えからして混乱を招く教え方だったと思うんだけど、聞き違いだったらすみません。あまりにも強烈な記憶として残ってるので。そういう使い方もあるということに驚いただけかな?
5.言葉は水物
ダイエットからだいぶかけ離れちゃったんですけど、言葉って水物で日々進化し続けていってるんですよね。「ら」抜き言葉が市民権を得る日が来るなんて思いませんでしたけどね~。
「会社の近くに美味しいフォアグラが食べれる店があるんだけど行ってみない?」
とか、大人が使うにはちょっと表現としては稚拙に聞こえるじゃないですか…えっ、普通だって??
まあ、私が「ら」抜き言葉を使わなくなるのはワードのスペルチェックに引っ掛からなくなった時ですかね。意図的に使ってるのにいちいち指摘してくるからめんどくさいんですもん。ん?「めんどうくさい」が正しいって??
いいんです、伝われば!確信犯的な誤用です!!(笑) というわけでダイエットも体づくりもブログの執筆も柔軟に続けていきますよ~。
今年も残り数日思い残すことなく過ごしましょう!